●黒後家蜘蛛の会 3

黒後家蜘蛛の会 3
More Tales of the Black Widowers 3
アイザック・アシモフ
Isaac Asimov
東京創元文庫
まえがき
ロレーヌの十字架
家庭人
スポーツ欄
史上第二位
欠けているもの
その翌日
見当違い
よくよく見れば
かえりみすれば
犯行時刻
ミドル・ネーム
不毛なる者へ
表紙のイラストが自称・浪速のモーツァルトさんに似ていると思ったのはこの際どうでもいいことなんですが、なんというか、アシモフ独特のユーモアが強烈に出てくる「かえりみすれば」の解説を読んで、やっぱり、似ているのかも知れないなんて思ったり。
一番おもしろかったし、パシッとハマッたなと感じたのは「欠けているもの」。
読みながら、あれが出てこないのはオカシイなと思っていたので、パシッとはまってうれしかった。
いくつかの作品はアメリカ在住の人ではないと「おぉ!」とはならないオチがついているので、アシモフでも必ずしも世界中どこでも通用するオチを考え出すことはできないんだなぁと改めて思った次第。
だからといって短編の出来が悪いわけではないので、ご安心を。
ところで、巻を重ねるごとに「黒後家蜘蛛の会」は落語度合いが高くなってきてませんかね?