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2008年10月21日

●トライ・ザ・ガール (チャンドラー短篇全集 2)

トライ・ザ・ガール (チャンドラー短篇全集 2)
Try the Girl and Other stories
レイモンド・チャンドラー
Raymond Chandler
木村 二郎 他訳
ハヤカワ・ミステリ文庫

すべて当代一流の翻訳者による新訳で、チャンドラーの全中短篇を発表年代順に収録する画期的全集の第2巻。本書には1936年から37年にかけて発表された7篇を収録する。『さらば愛しき人よ』の原型となった表題作と「犬が好きだった男」、『大いなる眠り』に組み入れられた「カーテン」長篇版と比較するもの一興だろう。また、後に主人公がフィリップ・マーロウに変更された「金魚」も見逃せない。
巻末エッセイ/馬場康夫

「金魚」、落ちは途中でわかってしまいますが、最後まで読ませるなぁと感じました。

それと「カーテン」は構成がちょっと凝っていて、この時期はハリウッドで仕事をしていた頃の影響を受けているのかもしれません。

それにしてもどの主人公もよく殴られて倒れて、頭傷だらけになっていますね。
死なないとはいえ、なんかいけない副作用とか、出てこないんでしょうか。
読みながら、架空の人物相手にそんな心配ばかりしてしまう短篇集でした。

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