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Additional Evidence
september 21, 2004 | About Mystery
邦題『証拠が問題』(James Anderson ジェームズ・アンダーソン)
[ISBN4-488-22804-6 C0197]
〔1991年11月22日 東京創元社 文庫〕
その晩わが家で一人過ごしていると、出張中の夫スティーヴンが突然帰宅してきた。仕事が早く終わったのでと言う弁解に釈然としないものを感じるアリソンだったが、真夜中過ぎ、今度は刑事の訪問を受ける。彼らが告げた真実は驚くべきものだった。今夜発生した殺人の現場で、スティーヴンの姿が目撃されたのだ・・・・・。多彩な作風を誇る技巧派の雄が意外な真相を仕掛けた会心作。
これ、解説が有栖川有栖氏です。
むきー、この解説を読んでちょーっとむかつきました。
おいら、ちゃんと最初の部分を読んで、それでちゃんと犯人がわかったぞな、もし。
二つの複線もちゃんと理解したぞな、もし。
とはいえ、これ、真相が語られるシーンは切ないですな。悲しいですよ、これは。
実際のところ、明言はされていないけど、想像するに余りある余韻があって、ちーっとしんみり。
登場人物もすごく少ないし、【複線】もかなり張り巡らされているので、こってりとしたミステリかと思いがちですが、割とすんなり読めましたよ。
少なくともコリン・デグスターのモース警部ほどではないにしてもどんでん返しもあるし、そこかしこににやりとさせられるようなやり取りもあって、誰が読んでもそれなりに楽しめます。
本格嫌いの方も本格好きの方にもお勧めできる作品では?